謹賀新年
2023年1月1日
新春の候、皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
私ども和田倉門法律事務所は、本年1月4日をもって設立7周年を迎えました。これもひとえに皆様のお引き立てとご指導ご鞭撻があってのものと、厚く御礼申し上げます。
昨年は一年を通じて、当事務所の複数の弁護士が弁護人を務め、起訴取り消しによる公訴棄却判決を勝ち取った刑事事件(外為法違反)に関し、警視庁及び検察官の杜撰な捜査について責任の所在を明らかにするべく提起した国家賠償請求訴訟を通じて、人質司法の恐ろしさを広く一般の方に理解いただくための活動に取り込みました。また、不祥事の調査を複数手掛けるなど、専門性の高い事案に事務所一丸となって取り組んでまいりました。
本年は1月より、当事務所創業当時からのメンバーである鄭一志弁護士がパートナーに就任し、新たなメンバーとして、司法修習を終え、坂井萌弁護士が加入いたしました。夏以降には、金融庁に出向中の以元洋輔弁護士が、逞しくなって復帰する予定です。どうかご期待ください。
また、本件1月1日をもって、名古屋で企業法務及び労務を展開するand LEGAL弁護士法人との業務提携により、Wadakura Gate and LEGALグループを創立いたしました。本提携を足がかりとして、これまで蓄積してきた企業法務、税務等の専門的なノウハウを、中小企業、ベンチャーを含む日本全国の企業の皆様にお届けして参りたいと存じます。
今後とも、より一層お引き立て賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
令和五年元旦
和田倉門法律事務所 一同
司法修習を終え、弁護士としての第一歩を踏み出しました。中高は六年間、卓球部で汗を流し、楽しい学校生活を送りました。大学生の頃より司法試験予備試験に挑戦を始め、私なりの努力を重ねて無事合格を果たし、この度、和田倉門法律事務所にご縁を頂きました。
法曹は、社会全体によい影響を及ぼす仕事を担っていると強く感じます。理想を体現している事務所で新人としてスタートできることを大変嬉しく思います。会社法や金融規制法、税務などの知識を深めつつ、他の様々な分野についても経験を重ね、確かな実力を付けたいと思っています。
専門性の高い仕事に広い視野を持って取り組まれている先生方に一歩でも近づけるよう、日々研鑽を重ねて参る所存でございます。
弁護士 坂井 萌