ご挨拶
2021年1月1日
拝啓 新春の候、皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
私ども和田倉門法律事務所は、本年1月4日をもって設立5周年を迎えました。これもひとえに皆様のお引き立てとご指導ご鞭撻があってのものと、厚く御礼申し上げます。
昨年は、新型コロナウィルスの感染拡大によりリーガルサービスの提供のあり方が大きく変容する中、税務調査対応案件、税務訴訟・審査請求案件、事業承継対策等のタックスプランニング案件、経営者報酬の設計、バーチャル株主総会の運営サポート、役員責任追及訴訟その他の商事訴訟・非訟、大型刑事事件など、高度な専門性の求められる案件に引き続き取り組んでまいりました。また、森田達也弁護士が関東財務局に出向し、益々需要の高まる資金決済分野の先端実務に触れ、研鑽を積んでおります。
本年も引き続き、コーポレート分野とタックス分野の融合を推進するとともに、難解、複雑な事案、創造性の求められる案件に積極的に取り組んでまいります。昨年の森田達也弁護士に続き、以元洋輔弁護士が金融庁に出向いたします。今後においても、官公庁、企業への出向等により積極的に人材育成を図り、ノウハウを蓄積してまいります。
また、当事務所は、新たに1月よりアソシエイトとして山城在生弁護士、三木隼輝弁護士を迎え入れました。両名とも、司法試験に合格後1年間の司法修習を経て、今般法曹資格を取得した新人であり、将来の当事務所を支える人材として大いに期待しております。
今後とも、より一層お引き立て賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
敬具
この度、司法修習を終え、弁護士としての第一歩を踏み出しました。
弁護士になる以前は、クレジットカード会社に勤務していました。その際の知見を活かし、今後はクレジットカード決済にとどまらず、仮想通貨やQRコード等の新しい決済分野や、ビッグデータの利活用、個人情報の管理等の情報法の分野で活躍したいと考えております。
また、高校卒業後単身で渡米し米国の大学を卒業した経験や、留学中に培った語学力を活かし、アジア法務やその他の渉外案件において皆様のお力になれるよう精進してまいります。
弁護士 山城 在生
この度,司法修習を終え,和田倉門法律事務所において,弁護士としての第一歩を踏み出すこととなりました。
私は大学の租税法の授業で税務訴訟の判例を勉強し,勝率が決して高くない中で,法律や租税条約を駆使し理論を緻密に組み立て,勝訴判決を得ることに感銘を受け,弁護士の道を進むことを決めました。
学生時代から続けてきたサッカーで鍛えた体力と精神力を活かし,一つ一つの仕事に誠実に取り組み,皆様の信頼を得られる弁護士になるよう鋭意努力していく所存でございます。
何卒、ご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。
弁護士 三木 隼輝