セミナー:「役員報酬をめぐる最新動向と株式報酬の類型別留意点」
2017年8月22日
高田剛弁護士は、9月1日、企業研究会主催のセミナーにおいて「役員報酬をめぐる最新動向と株式報酬の類型別留意点」と題する講演を行います。
平成28年度、平成29年度の各税制改正、導入企業の事例分析と今後の展望を、株式報酬の導入を検討されている上場企業の人事・総務・経営企画・関連事業部門等をご担当の方に向けて、コンパクトに整理してレポートいたします。
ペイ・ガバナンス日本株式会社 マネージング・パートナー 阿部 直彦氏、KPMG税理士法人パートナー 伊東 康彦 氏も登壇する予定です。
詳細は主催者HPをご参照ください。
■解説1/法務・税務編(10:00-12:30)
役員報酬をめぐる最新動向と株式報酬の類型別留意点
~平成28年度、平成29年度の各税制改正、導入企業の事例分析と今後の展望を踏まえて
1.CGコード施行後の役員報酬をめぐる最新動向【総論】
(1)株式報酬の解禁とその理論構成
(2)平成28年度、平成29年度の各税制改正
(3)報酬諮問委員会の実務
(4)その他
2.株式報酬の類型別留意点と事例分析、展望
(1)譲渡制限付株式(リストリクテッドストック)
(2)リストリクテッドストックユニット
(3)先発行型パフォーマンスシェア
(4)パフォーマンスシェアユニット
(5)株式報酬型ストック・オプション
(6)株式交付信託
(7)ファントムストック
(8)有償ストック・オプション
3.金銭報酬の事例分析、展望
※最新の情報・動向に基づき、内容を一部変更させていただく場合があります。
■解説2/制度設計編(13:30~17:30)
経営者報酬ガバナンスの実践(設計・運用における実務対応)
1.CGコード、経営者報酬ガイドライン(取締役協会)、CGCガイドライン(経産省)
等を踏まえた経営者報酬ガバナンスの最新動向と実務における論点整理
(1)経営者報酬の最新動向(国内外)
(2)設計・運用実務における課題論点の整理(形式的対応から実質的対応へ)
2.経営者報酬の改革の実務
(1)報酬ガバナンス改革見直しのアプローチ
(2)報酬方針の策定
(3)報酬の目的、水準とミックスの設定
(4)年次賞与の設計
・KPI・業績評価指標の紹介と選択方法
・カリブレーション(目標水準、最低・最高目標の設定等支給レンジ)
(5)長期インセンティブの設計
・長期インセンティブの選択・組合せの検討
ストックオプション、譲渡制限付株式、パフォーマンスシェア、信託給付型、キャッシュプラン等
・パフォーマンスプランの設計(KPIの選択、目標設定、支給レンジの設定等)
・株式報酬制度における税務・会計の整理(※)
・株式報酬制度導入時に必要なオプション評価(※)
(6)報酬委員会の設置・運営
・報酬委員会ベストプラクティス
・運営上の課題整理
(7)グローバル報酬制度との調和の検討